「第5回 エクセレントNPO大賞」の募集が始まっています。9月末が締め切りですが、ふるってご応募ください。

「規模は多様で、小規模団体も受賞」

応募団体の傾向をみますと、0~500万円の収入規模が最も多く、比較的小規模な団体が多いことがわかります。また、過去の受賞団体の収入規模も多様で、1億円以上の団体の受賞と同時に100万円規模の団体も受賞しています。

「活動分野は多様」

活動分野も、保健・医療分野から、子ども、地域まで多様です。その分布は、例えばNPOセクターの分布と似ています。昨今、子ども分野の応募が増えているのは、社会課題や現象の影響を受けているからかもしれません。

「リピーターが多く、受賞も」

リピーター、つまり何度か応募してくださる団体が多いのです。以前、応募された団体に尋ねたことがあるのですが「エクセレント大賞では、ちゃんと見てくれる」という答えが印象的でした。これは、受賞団体もそうでない団体にも全て、応募書類(自己評価書)に対して、優れた点、課題の点を個別に記して、フィードバックのお手紙を出していることに通じていると思います。そして、複数回の応募を重ねてゆく中で、受賞に至った団体が複数あります。「エクセレントNPO大賞」がめざすもののひとつに、市民活動分野に従事する団体の質の向上がありますから、喜ばしいことだと思います。そして、これは「エクセレントNPO大賞」の特徴と言ってもよいかもしれません。

応募団体の皆様も進化してゆく、それに呼応するように運営側も進化してゆく、そのような姿をめざしてゆければと思います。

エクセレントNPOをめざそう市民会議

田中弥生